どこにも無い学校の、どこにも無い教室
「地獄」ってどんなところだろう。どこにあるんだろう。
「生きる」ってなんだろう。
2023年が始まってから本日まで、今まで経験したことのない、激動すぎる日々を送った自覚がある。
仕事は変わりない。同じ会社、同じ上司、同じ業務、同じ自分。
じゃあ何が変わったのか。
一言で言うなら「オーディション番組にハマった」になるだろうか。
しかし、今日本や韓国で流行ってたくさんのオーディション番組が生まれている中、その全てに手を出しているわけではないし、そもそも「オーディション番組」というコンテンツは敬遠していた。
今までいろんなオタクをしてきた人生だが、オーディション番組にだけは絶対に手を出したくない、出さないと心に決めていたし、実際今までその誓いを守って生きてきた。
プデュはもちろん見たことないし、プラネットシリーズも、ニジプロも「ふーん」で済ませてきた。IZ*ONEは大好きだが誕生のきっかけであるプデュ48も一生見る勇気が出ない。多分これからも出ないと思う。
そんな私が足を踏み入れたオーディション番組というのが「0年0組-アヴちゃんの教室-」だ。
2023年1月7日から日テレ系列にて放送が開始され、Huluでは1時間前後の【完全版】が配信されている。
そして、来たる4/15(土)25:30~の放送(地上波版)をもって幕を閉じ、デビューメンバーが決定する。
この文章を書いているのは2023年4月14日。書いてる途中で4月15日になってしまった。
0年0組をリアルタイムで応援できる最後の日だ。
0年0組が過去の思い出になってしまう前に、私と0年0組との出会いや歩いてきた道を振り返ろうと思う。
そして出会ってしまった私の特大の推しについても。
少し、いやきっとかなり長くなるし、読み応えのあるような面白い文章にもなっていないと思う。ただ、私が私の中にあるものを書き殴っただけに近いので。
だけども、気になった人は読んでみていただけると嬉しいです。
番組を知ってる人も、知らない人も。
どこにも無い学校のどこにも無いクラスが少しでも多くの人の心に確かに存在し続けてくれるよう祈りを込めて。
■0年0組について
知ってる人は知ってると思うし、番組タイトルを見て察しのつく人もいるだろうが、この番組はロックバンド女王蜂のボーカルであるアヴちゃんが「プロデューサー」として、そして裏島音楽学院0年0組の「担任」として教壇に立っている。
私は以前より女王蜂とアヴちゃんのファンで、熱心に活動やアヴちゃん自身を追うようになったのはここ1-2年くらいだが、それより前から楽曲は1人のファンとしてよく聴いていた。
どういう経緯でこの番組が放送されることを知ったのか、今では詳しく思い出せないが多分情報解禁日にアヴちゃんの公式ツイッターか何かで知った気がする。確か
その情報を知った時に一発目に出た率直な感想は
「大好きなアヴちゃんがプロデュースするボーイズグループ?!ヤバ!最高じゃん!」
だった。シンプルに頭が悪そうである。
元々アイドルが大好きでAKBを通り、ジャニーズを通り、地下女子ドルを通り、今はK-POPをメインにドルオタをしている人間だったので普通にブチ上がってしまった。
大好きなアヴちゃん×大好きなアイドル(しかもボーイズグループ)
そんなんもう、最高でしかないわけですよ。
さらにアヴちゃんは数年前ジャニーズ事務所所属のHey! Say! JUMPに楽曲提供しており、当時ジャニオタも兼業していた私はリアルタイムで「おい最高かよ」とアメリカン俳優もお手上げなほど頭を抱えブチ上がっていた。
あの時の衝撃と興奮は今でも鮮明に思い出せる。私は飛びっこ(=Hey! Say! JUMPのオタク)では無く別のグループのオタクをしていたが曲やパフォーマンスが好きでちょくちょく追っていた。
曲は言うまでもなく最高で、Hey! Say! JUMPの飛び抜けたダンスパフォーマンス力も存分に活かされていて狼青年(=アヴちゃんが提供した楽曲)活動期は色んな音楽番組を追いかけていたのも懐かしい。
Hey! Say! JUMP - 「狼青年」Dance Practice Video - YouTube
Hey! Say! JUMP - 狼青年 [Promotion Video (Short Ver.) ] - YouTube
あの時の興奮を思い出して一気にワクワクした。
あとアヴちゃんが地上波のテレビにたくさん映る日が来るということが嬉しすぎて迷いも無く絶対見ようと決心した。
ただ、これはオーディション番組。
受かる人もいれば、もちろん落ちる人もいる。
絶対に生徒達(=候補生)には心を入れないようにしようとその時から思っていた。
番組の公式SNSがどんどん開設され、とりあえずリア垢でフォローしたりはしたけど特に見ることも無く、それっきりだった。
番組が始まる前から熱心に色々と更新しているんだなあ、と思いつつ、どんな子がいるのかなどは全く見ていなかったし、あの時点では本当に1ミリも生徒たちに興味が無かった。
ただ、私はアヴちゃんが好きで、アヴちゃんが出るからこの番組を見ようと決めただけで。
そもそも私は新人の類がちょっと苦手だった。
これは今までの私が若かったのもあると思うけど、新人アイドルやタレントによく見受けられる「頑張りすぎて空回ってる感」みたいなものに共感性羞恥を覚えてしまう質で、ちょっと見るのがキツイな、なんて思っていた。
だから今まで推してきたアイドルたちは皆ある程度実績を詰んでから好きになった人達ばかりだ。
それに、先程から何度も繰り返しているがこれは「オーディション番組」。
私は元々オーディション番組は絶対に見ないと決めていた。その理由をいくつか挙げると
- 若くて可愛い子たちが辛そうに涙を流す姿を見るのが精神的に辛い
- 制作側の裏工作や印象操作などが見え隠れする感じが良いように思えない
- 視聴者投票、複数審査員などシステムが個人的に受け付けない
- 自分が好きになった子が落ちてデビューできないかもしれないという世界線が無理
- シンプルに今以上に推しが増えたら色々とヤバい
大体こんなところだろうか。
以上の理由で私は今まで色んなエンタメコンテンツに触れてきたがオーディション番組だけは、絶対に、何があっても触れない人生を送ると固く心に決めていた。
だから今回も「私はアヴちゃん目当てで見るだけ」と何度も何度も自分の心に釘を刺した。
生徒たちは二の次三の次、私はアヴちゃんの為にこの番組を陰ながら応援する。それだけでいい。
その気持ちは番組が始まってからしばらくまで続いた。
0年0組は地上波30分枠で放送される【地上波版】とHuluで限定配信されている地上波版の約2倍のボリュームになっている【完全版】の2種類がある。
私は元々Hulu会員ではなかったのと、0年0組のためだけに月額1000円以上するサブスク登録は少々ハードルが高かったため、最初の方は地上波版のみTVerで放送日翌日の日曜昼間頃に視聴していた。
Huluで完全版を見るとしても、最終回まで終わって全話出てから無料期間内で見たらいいか、なんて軽い気持ちで思っていた。今思えば滑稽である。
■番組が始まってから
1~3話まではライトに楽しんでいた。
ああ毎週テレビでアヴちゃんを拝める幸せ…ありがたいお言葉の数々…素敵なお召し物…美しいおみ足…なんてバカみたいなことを考えながらその脇でこの番組からデビューするために奮闘する生徒達に「頑張る若い子っていいよね」なんて斜に構えまくった目線で見ていた。誰なんだ。
一次試験の昭和歌謡試験でも「おぉITARUくん?へぇ〜歌上手い、すごいじゃん」なんて上から目線も甚だしい角度だった。誰なんだよ本当に
そんな斜に構えまくっている私だったが、試験内容はリアタイの時から面白くて興味深いものだった。
一次試験の昭和歌謡試験から「そんなことしてくれるの!?」なんて大喜びしたものだ。しかもこれまた選曲が最高中の最高で。
二次試験の平成グループ試験でも同じように、懐かしくテンションの上がる曲選にシンプルにテンションが上がった。
独特で面白い試験内容も0年0組の魅力の一つだ。
また、1話で「アヴちゃんの目指すグループ像」について、「オルタナティヴ歌謡舞踊集団」と黒板に書かれた文字を見て、話すアヴちゃんの声を聞いたときはどうしようもなく高揚した。なんだそれ。なんなんだその集団は。なんかめっちゃかっこいい気がする。いや絶対かっこいいじゃん。なんだそれ。オルタナティヴ歌謡舞踊集団?声に出して言いたい日本語過ぎるだろ。
そんな3話までを経て、4話。
昭和歌謡試験、平成グループ試験を経て番組内で初めて4人の脱落者が出た回。
この時点で私の中で顔と名前が一致してるのはITARUくん、吉川康太くん、新渡戸悠斗くん、kiceくん、RIONくん、KENTくんだけだった。
そんなふわふわした状態で見ただけでも脱落シーンはやはり結構辛かった。
2~3ヶ月の間共に過ごし切磋琢磨してきた仲間が居なくなるという寂しさに涙を流す合格メンバー、脱落した悔しさや同じようにもうこの仲間たちと共に夢を見ることはできない苦しさに涙を流す脱落メンバー。
あえて10歩くらい引いた目線で見ていたからこそ精神ダメージはあまり無かったが、それでも胸の隅っこがギュッとした感覚にはなった。
こうして試験、脱落を何回か繰り返してこの子達は強くなってデビューするんだな、デビュー後応援するかは分からないけど頑張って欲しいな、なんてことを脱落メンバーが教室を去り合格メンバーのみが自分の席に着く様子を見ながら思っていた矢先…
アヴちゃん先生「皆さんに紹介したい人たちがいます」
突然教室前方から入ってくる見たことない顔3つ…
な ん か 3 人 増 え ま し た け ど ?
転校生という名の追加メンバーが来た。
さすがの私も「そんなことある?」と声に出ていつの間にかテレビに向き合っていた。思えばこの時から私の心なんかもうとっくに奪われてしまっていたのかもしれない。
そしてここから私の全てが狂い出す。
私の人生の、今までの推したちの中でも特大になり得る、推しとの出会いになってしまった。
誰かが落ちて、その後すぐに追加で誰かが入ってくる。
これは「よくあること」。
アヴちゃん先生が最初にまっすぐとそう言ってくれたお陰で、私の中で「転校生」という存在は割とすんなり受け入れられた。
驚きはしたものの、そっか、そうだよな、なんて妙に納得していて。
番組の編集でやたら不穏な空気にされて「強キャラ登場」みたいにされた転校生の3人も在校生徒達同様自己紹介と90秒のアピールタイムから始まり、それぞれ歌やダンスなどを披露した。
この時はやっぱりRayくんに度肝を抜かれた。
15歳で、中学3年生で、ここまで仕上がってる子がこの世にいたのかと。
そして元々活動はしていたもののなんで今まで世の中に見つかっていなかったんだと。
芸能界の難しさも感じた。
そして、在校生たちと同じように平成グループ試験の課題曲も渡されていた転校生たち。
その仕上がりは「転校生」として途中参加したのも納得な仕上がりだった。
練習風景も、意識の高さもまるで違う。
練習風景として、揃って集まることが出来ない平日はzoomを使用してパフォーマンスについての解釈の共有などをしていた光景が映し出されていたが、この時に転校生の1人であるKEIGOくん。後の私の人生の特大の推しになる子だが、その子がボーカル面で2人に歌唱のディティールを共有しているシーンで「子音を意識するように歌って…」と言っているところを見て「あ、この子信用出来る」と直感で思った。
アピールタイムの時のアカペラも上手かったけど、「ただ歌が上手いだけ」じゃなかったことが私の中で証明され、一気に私の中でKEIGOくんという一人の子の存在感が強まった瞬間だった。
そんな、「KEIGOくん気になる」の気持ちを心の奥で抱えながらも5話から7話までもまだ自分はライト層だという意識を持って地上波版のみを視聴していた。オリジナル曲やっべえなと思いつつも、まだ頑なに地上波版のみの視聴だった。私は割と頑固な性格だ。
7話では番組内でも中心的存在だった生徒の脱落もあり、かなり大きな展開だったように思う。
そして、この時から私の中での0年0組の存在感が変わり出した。
8話では残留メンバー12人が2チームに分けられて行うミュージカル楽曲試験が行われた。
課題曲として出されたのはミュージカル「RENT」より「Seasons of Love」
アヴちゃんの中でもとても大切なものだというこのRENTという作品。
そんなRENTについて話すアヴちゃんの表情が、声が、言葉が、重く私の中に落ちてきた。
今まで私は女王蜂の曲が好きで、アヴちゃんの歌やビジュアル、姿勢が好きだったがメディア露出も少ないこともありアヴちゃんの人となりなどには本当に無知に等しく、大好きではあったが「こんな表情するんだ」「こんな風に人に想いを託すんだ」という新しい一面を知ってしまったのがとても大きかった。
そんなアヴちゃんにとっても大切だったであろうミュージカル楽曲試験で、残っている生徒達は各々今まで秘めていたポテンシャルを大きく引き出してきたように思う。し、それが私を本格的に沼落ちさせるきっかけだったんだと思う。
この試験に向けて生徒一人一人に向けて手紙を書いたアヴちゃんの想い、その想いを全身全霊で受け止め、自分は何をすべきかを考え、実行する生徒達。自分の魅力をもっとアピールするために髪を染めてきた子もいた。自分の歌声を追求する努力をしてきた子もいた。
8話から、急に私の中で生徒たち一人一人の存在が色濃くなってしまった。
そんな風に笑う子だっけ、そんな表情するんだっけ、なんて感じ出すともう止まらなくなった。
披露されたSeasons of Loveは両チームとも素晴らしかった。
私から言えることは正直何も無い。
YouTubeに過去の試験も含めパフォーマンス動画が上がっているのでぜひ見てみて欲しい。
【0年0組】Aチーム/ Seasons of Love (ミュージカル楽曲試験) - YouTube
【0年0組】Bチーム / Seasons of Love (ミュージカル楽曲試験) - YouTube
8話を見終わった放送翌日日曜日の私は、記憶は曖昧だがここに来てほぼ初めてくらいに生徒達一人一人を改めて考えたりしていた。
そしてここでやっと「そういや公式SNSあったな」と思い出した。遅すぎる。
インスタ、tiktok、Twitter…全てフォローはしていたもののちゃんと見ていなかった。
インスタやツイッターは情報発信がメインで、じゃあtiktokは?どんなん投稿してるんだ…と思って迂闊に開いたのが運の尽きだった。
【速報】公式tiktok、生徒達があまりにもかわい子ちゃん扱いをされ過ぎていて番組との温度差えぐいと私の中で話題に。
だった。完全に。
tiktokで流行りの音源などに合わせて踊ったりしてる生徒達は番組本編では見られないような眩しい笑顔で、「あ、この子とこの子って仲良いんだ」という新しい一面を知れたりしたのも大きかった。
そして過去の動画なども遡って見ていた時、恐らくちょうど転校生の3人が番組に登場した頃のだろう、転校生の3人の動画ばかりが上げられている部分があった。
初登場の時めちゃくちゃ不穏に強キャラ感を出されていた3人の動画は、それはそれは、それはそれは大変可愛らしかった。
番組本編はなんだったのかと思うくらいきゃぴきゃぴしてて、仲良しで、可愛かった。
そして私は気づいてしまった
(⚠️ここから文章に大きな狂いが生じます)
まって
KEIGOくん
八重歯ある
核弾頭を落とされた気分だった。
「そこで?」と思う人がほとんどだと思う。私も他人ならそう思ってたと思う。
だが一旦聞いて欲しい。(次の空白まで読まなくていいです)
私は、私という人間は、どうしようもなく、とんでもない程の【八重歯フェチ】である。
八重歯の有無でその人のことを好きになるかどうかまで関わってくるくらいで、八重歯があるだけで簡単に人を好きになってしまうどうしようもない人間だ。
しかも、しかもこのけいごくんの八重歯。私の八重歯フェチ人生で見てきた中で1位と言っても過言では無いくらいには理想的だった。
綺麗なお顔だとは思ってたけど大きく笑うとこんな八重歯が出てくるの?はあ普通に無理だろ……………可愛すぎるさすがに………………めちゃくちゃ好きなんですけどどうしよ…………………いやてか個人tiktokに上げてる弾き語り動画歌上手すぎ…………………まってなんでくまさんの耳ついたもこもこの部屋着なの……………色々と待って………………君そんなに可愛い子だったの……………?アピールタイムでブルーバード歌い上げてた人と本当に同じ人間…………?あとちょいちょい虚無顔になるの本当に何めちゃくちゃ可愛い…………………こんなに可愛い虚無顔って存在したんだ…………世界ふしぎ発見……………
そこからの勢いは凄かった。
無料FCに登録、生徒達個人のインスタ・tiktokアカウントのフォロー、Huluにも入会した。8話放送後の月曜朝から。通勤中に。
そして何よりも私の中で大きかったのが、ツイッターでゼロゼロ専用垢を作成したのがもう全ての終わりであり始まりだったと思う。
私は今まで色んなオタクをしてきたが、そのほとんどが少人数鍵垢でひっそりとやってきていた。
インターネットを介してオタク友達を作ることもほとんど無く、昔知り合った人と細々と関係を続けているような状態で、それもほとんど今では話すことも無く、なんとなく存在だけは知ってる、みたいな状態。
K-POP界隈では仲良くなった人は数人いるが、それでもやっぱり少人数鍵垢体制は変わらず細々と楽しくやっていた。
それが公開アカウントとしてファンアカウントを作成して、長年インターネットの海に住み着いているくせにオタク仲間との繋がり方もよく分かっていない私がとりあえずひたすらしまっておくことのできない0年0組やKEIGOくんへの感情を吐露することだけに注力した。とても抱えていられなかった。
そうするとどこからともなく1人、また1人、とゼロゼロファンの方に無言でフォローして頂いてこちらも無言で返し、狂った呟きに挨拶も無しに突然リプを送り付け合うというツイッターの中でも特殊な界隈に来てしまったことに気づいたのはそんなやり取りを続けてしばらく経ってからだった。
ある程度FFが増えたら連日連夜誰かしらがスペースを開催してそこに参加して毎日毎日飽きもせず「ここがよかった」「こんなとこが好き」と全員が同じだけの温度感で時間の許す限り語り尽くした。冗談抜きで連日連夜の時期が本当にあった。正直今思えば連日連夜はマジでどうかしてたと思う。
今でも頻度は少し収まったが定期的にスペースは開催されるし都合のつく人が参加して好きなように好きなだけ話す、とても居心地のいい楽しい空間だ。
社会人になって学生時代の友人とも会う機会がグンと減り、「友人」との会話が私の生活の中で一気に減ってしまって、毎日朝早くに起きて通勤電車に揺られて会社に行き、仕事をして一日を終えて家に帰る。夕食を食べて寝るまでの間意味も無くスマホを眺めて時間が来たら眠る。そしてまた朝が来て…ずっとそれの繰り返しだった。
たまに別の界隈の推しのライブには行くけれど、それも9割が1人で参加。誰とも同じ温度感を持って感想を分かち合うことは無く、1人で鍵垢のツイッターアカウントで感想を垂れ流すだけだった。
そんなんだった私がこんなやり取りをしたり、関係性を大人になってから築くことが出来たという事実に私はとてつもなく感動してるし、とてもありがたいご縁だなと心から思う。
それもこれも全て0年0組が紡いでくれたものであり、残してくれた宝物の一つである。
こんなところで言うことでは無いかもしれませんが、FFの皆さん。本当にいつもありがとうございました。番組が終わってしまったら、きっと今と全く同じではいられない。去っていってしまう人が出てくるかもしれないし、それがもしかしたら自分かもしれない。
それは誰にも分からないけれど、この気持ちや楽しかった記憶、共有できた感情はずっと大切なものだろう。
そんな大切な友人たちと迎える9話からは本当に、本当に壮絶だった。
ここからはもう完全に「ゼロゼロ沼」に落ちてしまった私はHulu完全版を深夜2時にリアタイするようになってしまった。
番組放送当初は翌日日曜日にTVerで地上波版を見るか、なんなら2~3週間くらい忘れててまとめて見てた時期もあった。そんな私が、だ。
土日休みの仕事をしている私はゼロゼロの放送日が土曜日深夜で良かったと本当に思う。この枠をおさえてくれたゼロゼロ製作委員会の人もしくは日テレの偉い人、本当にありがとうございます。
8話以降は本当に、ずっと佳境だったように思う。
人数もかなり絞られてきて、このままデビューしても違和感無いくらいの人数になってきて、そしてこれは私だけの感覚かもしれないが、8話から生徒一人一人の人となりや、細かな性格が鮮明に見えてきて、生徒達の絆や関係性も更にとても濃く、強くなっていて、いつの間にか私はここまでに残った12人がどうしようもなく「大切」になってしまった。
9話完全版でアヴちゃん先生の聖誕祭ライブに招待され12人かたまってワクワクしながら向かう姿、アヴちゃん先生へのサプライズプレゼントを準備する光景(地上波版ではオールカットされていたと聞いてめちゃくちゃ悔しかった。私のゼロゼロオタク人生の中でもかなり特大なサビなので本当に無料体験だけでもいいからHuluに入会して9話を見てほしい)のどれもが愛しくて、大切で、眩しくて。
ずっとずっとこの12人でいて欲しいよ……なんてどうしようもない願いを胸に抱いてしまっていた。
8話のSeasons of Loveも、9話・10話の女王蜂楽曲試験バイオレンスも、本当に良かった。両チームともとても最高なパフォーマンスだった。
YouTubeにあるので見てください。
【0年0組】Aチーム/ バイオレンス・全3回(女王蜂楽曲試験) - YouTube
【0年0組】Bチーム/ バイオレンス・全4回(女王蜂楽曲試験) - YouTube
まあ12人でデビューという私の儚い願いは叶わなかったんですけど(地獄)
ゼロゼロオタク共通のトラウマが6話(アヴちゃん先生ブチギレ事件)と10話だと勝手に思っている。
10話は筒井くんとTOMOくんの脱落が決まった回だ。
10歩引いて見ていた、なんて冒頭書いたけど、いつの間にか、…Huluに入会してツイッターアカウントを開設してからか。
ゼロゼロに対して一線引くどころか超前のめりになっていたところでの10話は本当にキツかった。
皆のお兄ちゃんで、心の支えで、太陽だったTOMOくん。
綺麗なお顔を歪めて、呼吸を荒くして、本当は言いたくなかったかもしれない胸の内を涙を流しながら話してくれた筒井くん。
この2人の脱落があまりにも精神的ダメージが大き過ぎて、放送終了後の1週間はかなり引きずった。
合格した10人、脱落してしまった2人。
それぞれが向かい合い、涙を流しながら校歌を歌うシーンは、あれ以来見れていない。
アヴちゃんも、きっと相当辛かっただろう。
最後に話す2人の言葉を顔を歪めて聞いていたアヴちゃん。
筒井くんの手を取り優しくてあったかい声で「うーん、よくがんばったね」と話すアヴちゃん。
校歌を贈り合う12人を見守るアヴちゃんの表情。
その全ては、「ただのプロデューサー」でも「ただの先生」でも無かった。
その更に奥へと踏み込んでいたように私は見えた。
でもそれはきっと番組が始まる前からで、ずっと自分を律し続けていたんだと思う。
アヴちゃんにとっても、地獄の教室で、立場だっただろう。
そんな大き過ぎるものを失って残った10人は、私にとってやっぱり変わらず大好きで、大切で。
10話放送時は私は別界隈のライブで東京にいてホテルで10話を見ていた。
翌日もライブがあるのに、朝方5~6時頃まで起きていた。
10話ショックに一旦、区切りをつけて(つかなかったけど)仮眠から起きてチェックアウトのために着替えたり荷物の準備をして過ごしてる途中で次回11話の次回予告が番組公式サイトで公開されていることに気づき、何の気なしに見てしまった。
その内容は、KEIGOくんを推してる私にとってかなり大きなものだった。
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遂に最終試験
パールとコーラルの2チームに分かれ、2曲の課題に挑む
中間試験の課題曲でもあった「Mr.FORTUNE」Ver.2
そしてもう1曲は、別れの曲…
試験まで残り1週間。
アヴちゃん先生は生徒と1対1の「タイマン面談」を実施
思いの丈を吐露し、気付きを貰い、涙する生徒
コーラルのリーダーであるKEIGOは悩んでいた
歴代リーダーを務めたRay、KENTにも相談し
覚悟をもってチームメンバーと正面から会話
まだ時間はある…
そして迎えるMr.FORTUNEの試験
パフォーマンスを見守るのは、アヴちゃん先生だけではなかった…!
番組公式サイト「学級通信」より引用。
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最終試験について記された前半に、後半突然上がる推しの名前と、「悩んでいた」という文字。
この文面だけで、言うなれば「メイン回」だという事は容易に察しがつく。
本来なら推しがメインで取り上げられることは嬉しいことだ。アニメだったら大喜びするだろう。
しかし最終試験という局面で大きな壁にぶち当たっているであろうことが読み取れるこの次回予告でシンプルに喜ぶことは、私には無理だった。
更に、10話次回予告を見返してみると気づくKEIGOくんの腕に「クラス委員長」の腕章。
「クラス委員長」という役割は、今まで試験で1位をとった人に託されていた。
アピールタイムで1位をとったRIONくん、平成グループ試験で1位をとったKENTくん、中間選抜試験で1位をとったRayくんへと、委員長の腕章は託され、繋がれていった。
今回の女王蜂楽曲試験で1位をとったのは、KEIGOくんではなくSくんだった。
順当に考えれば次の委員長になるのはSくんのはずで、KEIGOくんが委員長を託される理由はこの時点では私には全く分からず、しかし次回予告に確かに映る「クラス委員長」の腕章をつけたKEIGOくん。そしてあの次回予告。
この2点で「クラス委員長」と「チームリーダー」の2つをいきなりズシッと任されたKEIGOくんがいることに気づき、同時にとても大きな壁にぶつかり、計り知れないような悩みを抱えていたんだということを察して私は一気に具合が悪くなった。
ホテルを出て八王子から新宿へ向かう電車の中で聞いていた毎週日曜朝11時から行われているアヴちゃん先生と地獄の声さんによるインスタライブ「課外授業」の内容もあまり頭には入らなくて、ただただ眺めることしかできなかった。
化粧がまだ出来ていなかったので化粧するために入ったネットカフェでも、しばらく何も出来なかった。
KEIGOくんが、大きな壁にぶつかって、悩んで、苦しんで、藻掻いていたかと思うと、何も考えられなかった。
この時点で次回予告しか出ていないのにここまで考えてどうしようもなくなってしまっているあたりとんでもなく限界オタクだなあと振り返ると思う。
この日は別界隈の現場2日目。別の推しに会える日だった。
しかし、私の頭の中は「帰りたい」一色になってしまった。
なんで私は今東京にいるのか分からなかった。
こんなメンタルで現場なんか行けないし、心から楽しめる気もしない。
あんなに楽しみにしていたはずなのに、「行きたくない」とまで思うようになってしまった。
元々私は共感能力だったり「感じる力」というものが人よりも強いというのもあり、大きすぎる衝撃に脳と体がついていけてなかった。
ツイッターでもずっと「本当に帰りたい」と連呼してFFに宥められていた。その節はすみませんでした。
本当に、ギリギリまで揺れていた。
結局チケット代を出したのは私だし、私が良いと思ったらこのまま会場じゃなくて品川駅に向かうのも別に良いよな、とか。
とはいえ私は別に裕福な暮らしをしているわけでもない一般社会人なので「チケット代勿体ない」と思う気持ちも普通にあって。
本当に本当にギリギリまで悩んで、結局会場には向かった。
ハッピーなオタクしか集まらないライブ会場でただ1人どす黒いオーラを放って会場外隅っこで座り込んで開場待ちをしていた。
会場についても頭の中はKEIGOくんのことばかりで、来週の放送に怯えたり、彼が今まで辿ってきた人生や感情までも出会って1ヶ月半ぽっちのテレビの向こう側の存在でしかない私になんかとても計り知れないくせに、色々思いを馳せて勝手にしんどくなっていた。KEIGOくんからしたらいい迷惑だろう。ごめんね…
開場して、早々に席について開演を待ってる間もずっと同じだった。
そして開演後、あんなに億劫だったライブは普通に楽しかった。
ライブ、というか朗読劇だったんだけども。
プロジェクションマッピングや特効を使用した大胆な演出で物語に迫力が増してとても面白かった。
ただ、比較的真面目で静かめなシーンになると今まで積み重ねてきていた寝不足・疲労が祟り何度か意識を失ってしまっていた。本当にオタク失格だと思う。しかもその日はなかなかいい席だった。前から10列目くらい、ちょうど私から直線上の位置が推しの立ち位置で、とてもいい席だったのに。
普通に反省した。睡眠はした方がいい。やっぱり
そんなことはあったがとても楽しい現場だったし、開演前まで激病みしていた気持ちも少し楽になった。
私は推しの掛け持ち推奨派だが、こういう時に救いになってくれるという理由が大きい。
まあ今は掛け持ちしてる余裕もないくらいKEIGOくんのことばかり考えてしまっているのですが…
そんな日曜日。帰りの新幹線へ乗るために向かった品川駅で人間ができる最上級の恥ずかしい大ゴケを披露してこれで一日が終わるのはあまりにも私が可哀想だったからコンビニでお寿司とハーゲンダッツを買って帰った。
そして翌日の仕事は休んだ。
少し楽になったとは言え、あまりにも大きすぎるものを抱えてしまいとても仕事には行けるメンタルにはなれなかった。
自分自身のことでメンタルがガタガタになることはよくあるが、推しのことで仕事を休むレベルには今までなったことがなかったのでそんな自分にシンプルに動揺した。
その日一日、何をしたかあまり鮮明には覚えていないけれど、少しKEIGOくんからは離れていた気がする。
ゆっくりご飯を食べて、アニメを見て、昼寝をして、みたいな感じだったと思う。
そうすると、かなり楽になったので火曜日からはまた仕事に行った。
一日一日が過ぎる度、11話が近づいてくる感覚が強くなってどんどん緊張してきた。
そんな11話前日の金曜日にはKEIGOくんの個人tiktokでスーパーメチャカワキュート激ヤバ動画が更新され、何故か一気に急に救われた気になって華金もびっくりの速度で寝た。ありがとう…
加工無ver 終わりよければ全てよし!#0年0組 #アヴちゃん先生 #KEIGO | 0年0組 | TikTok
私にとって特大になる11話は、それはそれは壮絶で、大きくて、とても大切なものになった。
KEIGOくんの悩み、壁、仲間、乗り越え、成長。
全てが詰まっていた。
終わったあとは体の水分が全部無くなるくらい泣いた。
この子のことが大好きになれて良かったと心から思った。
Mr.FORTUNE ver.2のパフォーマンスも最高だった。チームコーラルの持つ怒り、感情の爆発が現れていて、しかしパフォーマンスはとても洗練されていて。
大好きなパフォーマンスで、YouTubeにパフォーマンス動画が上がってからは必ず一日に一回は見るようにしている。
【0年0組】チームコーラル /Mr.FORTUNE (最終試験) - YouTube
12話では、対になるチームパールがメインとなる回だった。
この時は12話本編が始まる前に番外編と称して最終試験時点で残っている10人のメンバーの紹介という名の別番組が放送された。
このタイミングでそんな番外編をやる意味とは?
そして4月から数日間東京の3つの駅でとても大きな電子公告が、たくさん流れていた。
私は地方住みのため実際に見に行くことは叶わなかったが、写真や動画で見るだけでもかなり圧巻の光景だった。
これをこのタイミングでやる意味とは?
最終回直前で盛り上げるにしてもさすがに気合いの入り方が違うように思えた。
もしかして、10人全員デビューの可能性だってあるのかも。
私を含めツイッターのFFたちは皆その可能性に光を見出していた。
最終試験が始まる前、アヴちゃん先生は彼らにデビュー人数は発表しなかった。
特別編であった13話では、初めて残留メンバー全員の立ち絵がひとつの画面に一気に並んだ。
この時はツイッターで知り合ったうちの一人のお家へお邪魔して13話をリアタイしていたのだが、突然の衝撃に私は思わず椅子の上に立ってしまったし、隣で見ていたFFはリモコンを落として電池を床にぶちまけた。
これは完全に伏線だ。めちゃくちゃな自信があった。
アヴちゃん先生の言葉を借りるなら、「人工的な奇跡」が起きたんだと思った。
10人の生徒たちが、皆全てを懸けて、最終試験に注いで、とても良いものを披露した。
それを見たアヴちゃんの、1話で提示した「デビューメンバーは5・7・9人組のどれか」を覆したんだと思った。
13話が終わったあとはめちゃくちゃハイになって、14話までの1週間めちゃくちゃ楽しかった。
10人デビューを信じていたし、きっとそんな奇跡も起こり得る世界だとも思っていたから。
しかし、ちょうど先週放送された14話。
別れの曲「RONDO」をコーラル、パールの2チームが披露した。
KEIGOくんの感情の爆発に私も爆発してめちゃくちゃに泣きながら見た。
パールのパフォーマンスも良かった。
アヴちゃんのアカペラでのRONDOのプレゼントも鳥肌が立ったし、改めてすごい人なんだと、もう知ってるつもりだったけど思い知らされた。
最後、アヴちゃん先生を呼び止める委員長のKEIGOくん。
完全に脳みそがキャパオーバーしている私。
問答無用で襲う次回予告。
「デビューメンバーは、7人グループです」の声。
頭が真っ白になった。
世界の流れが全て止まったような感覚に落ちた。
さっきまで見ていた14話のことが何も考えられなくなるくらいの衝撃だった。
7人デビュー…?
ここから3人落ちる…?
日本語が本気で分からなくなった。
私はK-POPのオタクもしているので、独学ではあるが韓国語の勉強をしている。
韓国語の勉強中は脳が韓国語モードになってずっと韓国語に触れているので、急に日本語を読んだり聞いたりすると上手く脳の切り替えが出来なくて一瞬本気で日本語が分からなくなる時があるのだが、あの感覚と同じようなものを感じた。
完全版視聴直後と、翌日の日曜日は本当に最悪だった。
気持ちは極限まで落ちているし、ベッドから動けないし、何も食べる気になれないし、やっと少し動けるようになった夕方頃に投稿されたKEIGOくんのインスタの投稿文で何か言葉にできない大きなものをぶつけられた気になってまたベッドに逆戻りした。
去年色々なものに耐えかねて病んだ末辞めた職場にいた時の感覚に近かった。
寝て何も考えられない境地に行きたいのに、頭がずっとぐるぐるして眠れない。よくないことばかり考えて何もしていないのに涙が出てくる。
私は今まで自分が辛い時に推しに元気をもらっていたタイプのオタクで、推し自身について辛くなることはあまり無かった。数年に1度どデカいものを食らう時はたまにあったが。
そんな気持ちを抱えた、この直近1週間だった。
週の後半からはなんとか気持ちを取り戻していつものようにツイッターで楽しくオタク話に花を咲かせられるようにもなった。
最終回を、デビューメンバーを、受け入れる覚悟はまだ決まりきらぬまま。
そして、今日、今、この記事を書いている2023年4月15日。25:30からの地上波放送ののちHuluでの完全版更新を持って、「0年0組-アヴちゃんの教室-」は最終回を迎え、デビューメンバーが決まり、生徒たちは裏島音楽学院0年0組を卒業する。
11:40に公式ツイッターにてFC動画更新の案内があった。
最終試験のメイキング動画だった。
再生時間は史上最長の30分超え。
私の大好きな0年0組の全てが詰まっていた。
可愛くて、仲が良くて、ひたむきに努力して、涙を流して、ぶつかって、絆を深め、強く大きく成長している生徒たち。
こんな光景を見られるのも、今夜が最後。
正直、ここまで書いた現在(18:37)もまだ覚悟は決まりきっていない。
でも、ちゃんと見届けなければ。
覚悟がついていなくても、受け入れきれていなくても。
最後まで、見届ける。
推しであるKEIGOくんがデビューできるかどうかは、「大丈夫!」と「大丈夫かな」の間でずっと揺れていた。
でも、最終試験メイキングの中にある、最終試験収録前のインタビューで話したあの言葉を受け取ったら、なんだか、言葉には上手く表せられないけど「あ、大丈夫だ」という気持ちだけになった。
オーディションが始まってから半年の間、きっとたくさん悩んだだろう。
色んな壁にもぶつかっただろう。
自分には向いていないんじゃないか、と寝る前に考えた夜があったなら、筋肉痛でズキズキと痛む身体に鞭を打って起き上がった朝もあったかも。
視聴者で、オタクである私が見られる範囲外でも流した涙もあったかもしれない。
そんな色々なものを経て、乗り越えて、迎えた最終試験当日の彼はとても清々しいような表情をしていて、言葉にも迷いがなくて、まっすぐ前を向いて、微笑みながら話していた。
そんな彼が全身全霊込めて、命を削って作り上げたあのパフォーマンスなら、絶対絶対大丈夫。
完全版を見終わったあと、涙を流しながら大好きで大切な君に「デビューおめでとう」を贈る未来に向かって、私も体と心を整えなければ。
もう既に十分だろと思う人もいるかもしれないが、
私が、私のために、KEIGOくんのことにだけ絞ってブログをまた書こうと思う。
タイミング的には、最終回を終えて、明日の午前11時からあるインスタライブ《課外授業》も終えて、色々と、心の整理がつけば。
どれだけ遅くなっても絶対に書く。
2023年1月から0年0組の19人とアヴちゃん先生に出会って、私の生活は、人生は、感情は、大きく変わった。
君たちと過ごしたこの4ヶ月半は私にとって何にも代えがたい宝物です。
この4ヶ月間本当に色々あったな。
たくさん泣いたし、たくさん笑ったし、たくさん考えた。
辛かった。楽しかった。生活リズムは狂わされ、日常生活にも支障が出まくりだった。でもそれすらも愛おしい程だった。
生徒19人全員が大好きです。アヴちゃん先生が大好きです。
0年0組、ありがとう。
いってらっしゃい。
私の大切なたからものたち。
「地獄」とは、海の底にあって、どこにも無くて、真っ白で、教室のような空間で、心優しき美しい少年たちと、同じように心優しき美しい先生がいて、歌い、舞い踊り、涙を流して、あたたかいのかもしれない。